広告表現・旧薬事法等に関するお役立ちコラム

総付景品とセット販売

「今なら○○がもれなく付いています」の広告をよく見かけます。

おまけをもらうと得をした気分になる一方、あまりにもちゃちなものですと、かえってマイナスの印象を持ってしまい、これなら少しでいいから値引きしてよと思ってしまいます。

景品表示法での総付景品の上限額は取引価額が1,000円未満の場合ですと200円までで、1,000円以上ですと20%までですから、たとえば2,000円の商品であれば400円までとなります。

かってテレビCMで「ビデオカメラに三脚とテープを付けて○○円」とやっていたのがよく流れていました。

三脚とテープを合わせるとギリギリ20%かなと想像できます。

また、「ビデオカメラにテレビを付けて○○円」というのもありました。明らかに20%を超えています。

これは景品表示法違反ではないかというと、単体で販売している2つ以上の商品を組み合わせて販売していることが明らかな場合は、取引に付随する提供には当たらず、景品規制の適用対象とはなりません。

景品規制の対象とならないものには

@ 事業者が商品等の供給を受ける取引

A 原材料の取引

B 取引の本来の内容をなすと認められるもの 例:雑誌の付録

C セット販売のもの 例:ランチセット、パック旅行

D オープン懸賞の当選者にたまたま事業者の商品購入者がいた場合

E 商品購入者を紹介してくれた人への謝礼。ただし商品購入者にかぎる場合は除く。

F 提供される者からみて対価を支払って取得すると考えにくいもの 例:表彰盾

G 仕事の報酬などと認められる妥当な金品

H 商品購入者に対する値引き

I 商品のアフターサービスやメンテナンス

J 商品の使用や役務に必要な物品やサービス 例:充電器、配送サービスなど

K 見本その他宣伝用の物品またはサービス

L 自店割引券その他割引を約する証票の配布

M 開店披露、創業記念などの行事に際して提供する物品またはサービス

が、あります。

「ビデオカメラにテレビで○○円」はセット販売にあたりますので、景品規制の対象となりません。

ただし、商品Aを買えば商品Bをプレゼントのように商品Aの購入者に対し懸賞により商品Bを提供する場合や、取引の相手方に商品Aの購入を条件として商品Bを提供するかのように認識される告知を行うなど景品類であると認識されるような方法で提供する場合は、取引に付随する提供に当たることとなり、景品規制の対象となります。

上限以下では値打ちな景品が見つからないと悩んだなら、セット販売を考えてみてはどうでしょうか。

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