広告表現・旧薬事法等に関するお役立ちコラム

景品表示法と健康増進法「その差って何ですか」

テレビ番組の「その差って何ですか」を見ていると、普段あまり考えずに使っていた言葉などに、ちゃんとした意味があることに気付かされます。

「するめ」と「あたりめ」は全く同じ成分表示とのことですが、「つくね」と「つみれ」は手でこねて丸めるのが「つくねる」から「つくね」になって、適度な量をつみとり、そのまま鍋の中に入れるのが「つみとる+入れる」から「つみれ」となったそうです。

「カレーうどん」と「カレー南蛮」については、長ネギが入っているうどんやそばを○○南蛮と言うとのことです。

若鯱のカレーうどんには確か長ネギが入っていたと思って確かめてみましたら、やっぱり長ネギが入っていました。

これは多分サービスなんでしょうね。微妙な差ですがうれしいものです。

景品表示法と健康増進法も似ているようで微妙な違いがあります。

景品表示法の第五条(不当な表示の禁止)では、

事業者は、自己の供給する商品又は役務の取引について、次の各号のいずれかに該当する表示をしてはならない。

一 商品又は役務の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示し、又は事実に相違して当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給しているの事業者に係るものよりも著しく優良であると示す表示であつて、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの

健康増進法第三十一条(誇大表示の禁止)では、

何人も、食品として販売に供する物に関して広告その他の表示をするときは、健康の保持増進の効果その他内閣府令で定める事項

(次条第三項において「健康保持増進効果等」という。)について、著しく事実に相違する表示をし、又は著しく人を誤認させるような表示をしてはならない。

景品表示法では「自己の供給する商品又は役務の取引について」で、健康増進法では「食品として販売に供する物」となっていますので、健康増進法が食品に限っているのに対して、景品表示法ではほとんどすべてのものになります。

景品表示法の「規制の対象となる者」が「商品・サービスを供給する事業者」ですが、健康増進法は「何人も」になります。

健康増進法は食品の製造業者や販売業者に限定されるものではなく、新聞社、雑誌社、放送事業者、インターネット媒体社等の広告媒体事業者や広告の仲介・取り次ぎをする広告代理店、サービスプロバイダーなども規制の対象となります。

広告代理店やアフィリエイターは、自ら商品を供給しませんので景品表示法の措置を受けませんが、著しく事実に相違する表示をし、又は著しく人を誤認させるような表示をした場合には健康増進法の措置を受ける場合がありますので、この差は微妙な差ではなく大きな差と言えるでしょう。

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