広告表現・旧薬事法等に関するお役立ちコラム

フーテンの寅さんと実演販売

先日、BSテレビでテレビドラマの「男はつらいよ」初回と最終回を放送していました。

寅次郎は渥美清でしたが妹のさくらはテレビドラマの時には長山藍子だったのですね。

もちろんモノクロで映画よりもゆったりとしていました。放送されたのは昭和43年〜44年ですから2インチのビデオテープだったのでしょう。

今の高性能で小型のものと違いますので、スタジオでの撮影が多く、屋外の場面はほん少しだけでした。

フーテンの寅さんと言えばテキ屋稼業を生業としていますから啖呵売が有名ですが、初回でもそのシーンが出てきます。

「これはヘルスバンド、ガセじゃねえんだよ。これはね新陳代謝を良くするんだよ。 電子のチカラでこれでね不老不死疑いなしというシロモノなんだね。 ちょっと腕にはめてごらん、時計代わりに。」

縁日や盛り場でテキ屋を見かけることは少なくなりましたが、デパートやショッピングチャンネルの実演販売は現代版の啖呵売と言っていいでしょう。

リズムに乗った話術につい引き込まれてしまいますが、しゃべっている内容を吟味すると現代ではNGな表現が多々あります。

このヘルスバンドは医療機器ではなく雑品でしょうから、医薬品医療機器等法第68条の承認前の医薬品等の広告の禁止(何人も、第14条第1項又は第23条の2第1項に規定する医薬品又は医療機器であって、まだ第14条第1項若しくは第19条の2第1項の規定による承認又は第23条の2第1項の規定による認証を受けていないものについて、その名称、製造方法、効能、効果又は性能に関する広告をしてはならない。)によって

「新陳代謝を良くする 不老不死」なんてことは言えません。そもそも「不老不死」はありえないことです。

チラシでもない啖呵売が広告にあたるかどうかですが、広告と見なされるものには、「店頭,訪問先,説明会,相談会,キャッチセールス等においてスライド,ビデオ等又は口頭で行われる演述等」があります。

啖呵売は「口頭で行われる演述」になりますので広告になります。

お客さまに説明用のパンフレットをお渡しするパンフレットと別に作っている場合がありますが、どちらも注意が必要です。

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ご相談では単に医薬品医療機器等法等に抵触しないだけでなく、お取扱い商品に最適の媒体のご紹介や、どうしたら媒体審査を通るか、どうしたら売れる広告表現になるかを考えたアドバイスをさせていただいております。

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