広告表現・旧薬事法等に関するお役立ちコラム

使用前・後の写真や文言の取り扱いについて

住宅リフォーム番組をやっているのを見ると、beforeはこんなにもひどい状態ですよと見せて、afterは原型がどこにも見当たらないほど快適になっています。

柱以外はほとんど全部取り替えていますので、リフォームと言えるかどうか。

たしかにタイトルも大改造と謳っていますし、劇的ビフォーアフターでリフォームとは謳ってはいません。

ダイエット関係の健康食品で、使用前・使用後の写真を見かけることがあります。

健康食品は食品ですから一概に不可と言うわけではありませんが、「△△を飲むだけで、ウエストが△cmも減って、昔のジーンズをはけるようになりました。」など、その商品が医薬品的効能効果を表現しておれば違反になります。

その商品がカロリーが低い食品で、実際に体重が△kg減少したということを表す使用前・使用後の写真については不可と言うわけではありませんが、事実であって自己に都合がいいもののみを表示して誰でも痩せる効果があるかのように表示する場合は、景品表示法の問題になります。

化粧品などでも、お肌の状態がこんなにも改善されたことを示すために、使用前後の写真を出している広告を見かけることがあります。

医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器において効能効果に関わる使用体験談、使用前後図・写真等を掲げることは、効能効果が確実であるかの誤解を与えるため認められませんので、たとえ認められた効能効果の範囲内であっても、事実であっても表現できません。

写真やグラフではなく、次のような愛用者の体験談ではどうでしょうか。「若いころから肌あれに悩んでいました。△△化粧品に出会って肌あれを防ぐことができました。友達にも紹介したところ本当によく効くと喜んでいます。」

これも、たとえ体験者がそのようになったとしても表現できません。

効果は人により様々ですので、効能効果が確実であるかの誤解を与えることになりますし、そもそも化粧品は「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。」のですから、肌あれを防ぐような効能は言えません。

マスクをかけた板野友美の顔マネでブレイクした「ざわちん」ですが、様々な芸能人の顔マネをしています。

もし、特定の化粧品を使った広告であった場合、これはメイクによって魅力を増し、容貌を変えていますので、たとえ使用前・使用後の写真を出したところで、全く問題ありません。メイクによってこんなにも変わるものなのですね。

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ご相談では単に医薬品医療機器等法等に抵触しないだけでなく、お取扱い商品に最適の媒体のご紹介や、どうしたら媒体審査を通るか、どうしたら売れる広告表現になるかを考えたアドバイスをさせていただいております。

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