広告表現・旧薬事法等に関するお役立ちコラム

健康食品広告の体験談

TVでおいしそうな料理を紹介している番組が増えました。実際に訪れてみると、まあ納得する場合もありますが、時々は画面から受けた印象とは違い過ぎると感じるときもあります。

何かで紹介された店に行ってみようと思った時には、まず食べログでの口コミ評価を見ることが多くなりました。あまりにも評価が低ければ止めておこう、評価が高ければ沢山の人が美味しいと言っているのだから間違いないだろうと思ってしまいます。

味とか雰囲気は好みですから100%はありませんが、利用者の評価は店側が言うことより真実味があるだろうと考えます。 健康食品や化粧品も体験談を表示することが多くなりました。体験談を見た人は「利用者が言っているのだから、販売者側が言うよりも信憑性があるに違いない」と思うのは当然のことです。

また、販売者側も「実際に利用したお客様が答えたことだから、そのまま載せていいだろう」と考えがちです。

「痩身効果等を標榜するいわゆる健康食品の広告等について(通知)」では、学問上明らかになっていない場合、利用者の体験談を自己の都合のよいように表示していないかと次のように4種類に分けています。

@架空の体験談を表示している場合  これは誰でも分かりますね。

A利用者のその食品により痩せたと称する体験談のうち自己の都合のよい部分のみを掲載している場合。 効果があったという体験談のみを掲載しがちですが、これも使用できません。

B利用者のうち、痩せる効果があったとする者は僅かで、多くは効果がなかったとしているのに、痩せる効果があったとする者のみの体験談を掲載している場合。 これもAと同様に使用できません。

C関係者に特に依頼した体験談であるのに、一般の利用者の体験談であるかのように表示している場合。 販売してすぐにもかかわらず体験談が掲載されていることがあります。一般の体験談が集まらないから関係者に依頼したのでしょうが、関係者であれば悪くは書きません。それを一般の利用者の体験談であるかのように掲載するのは、常識的に考えても良くありません。

@〜Cは、痩身効果等を標榜するいわゆる健康食品を例に出して、いわば当たり前のことを言っているのに過ぎません。

もちろん、痩身効果等を標榜するもの以外の健康食品全体に当てはまります。

また、体験談も広告ですから、体験談の中に医薬品的な効能効果を標榜しているような内容があれば、たとえその通りであっても使用できません。

体験談以外はよく考えて制作しているものでも、体験談ではルーズになっている広告が ときどき見受けられますが、気を付けなければならない点では全く同様と言えます。

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