広告表現・旧薬事法等に関するお役立ちコラム

メニュー表示問題について

阪急阪神ホテルズのメニュー表示問題が全国のホテルに飛び火しています。

会見での発言内容で自ら傷口を大きくして、マスコミに願ってもない題材を与えてしまったと言えます。

外食のメニューに適用される法律は景品表示法で、その4条1には「品質・規格について実際のものよりも著しく優良である示す表示(優良誤認)」を禁止し、4条3には、誤認するおそれのあるまぎらわしい表示を指定して禁止しています。

消費者庁HPのよくある質問コーナー(表示関係)では

Q43
店内・店頭のメニュー上の表示に景品表示法は適用されるのですか。

A.景品表示法が適用される表示は、容器・包装上のものだけではなく、パンフレット、説明書面、ポスター、看板、インターネットをはじめとして、あらゆるものに及びます。店内・店頭のメニュー上の表示、陳列物、説明も表示に該当し、景品表示法の規制対象です。

メニュー上の表示について、景品表示法に基づいて排除命令を行った事例としては、ホテルのレストランにおいて、実際に使用した大部分の肉は前沢牛ではなかった料理に、料理名として「特選前沢牛サーロインステーキのグリエ ポテトニョッキとミトロン」と表示していた事案、

和食のファミリーレストランにおいて、実際には、ほうれん草と水菜のみ長崎県に所在する生産者が有機肥料を用いて栽培していたものを用いていたにもかかわらず、葉野菜を用いる料理には、長崎県に所在する、同県からエコファームに認定された農場で有機肥料を使用して低農薬で栽培したものを用いたかのように、料理の説明としてメニューに表示していた事案などがあります。

と、あります。

景品表示法は「不当景品類及び不当表示防止法」の略で、不当な表示の方を忘れて景品だけに目がいってしまい、「景品の提供などはやってないから関係ない」と考えているところが意外に多く見受けられます。

措置命令は不当な景品よりも不当な表示の方がずっと多く、今年9月に消費者庁が健康食品を通販するモイストに対し、景品表示法に基づく措置命令を行いましたが、これも不当な景品ではなく不当な表示の方です。

阪急阪神ホテルズは「(食品偽装は)あまり利益はなかった」と言っていますが、どのような業種であれ不当表示によるイメージダウンも含む損失は、今まで得た利益に比べたら計り知れないほど大きいと言えるでしょう。

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