広告表現・旧薬事法等に関するお役立ちコラム

「明らか食品」について

コラムでタマネギの効用のこと※を書きましたら、次のようなご質問をいただきました。

※タマネギの健康パワーは、血圧を下げたり、胃腸を強化したり、肝臓を強化したり、脳を活性化したり、風邪予防になったり、花粉症予防になったり、不眠予防になったり、また疲労回復効果もあるといわれています。

「タマネギの効用を謳った調味料かお菓子の販売を考えている。タマネギに含まれている硫化アリルは動脈硬化の予防になると表示したいがどうだろうか?」

昔から「柿が赤くなれば医者が青くなる」と言われて、柿が実をつけて赤くなる秋は、気候がよく病人が減って医者が困るとか、柿にはカロテン、つまりビタミンAやビタミンCは多く含まれていて、風邪の予防に役立つので医者が困るとか言われます。

果物売り場で○○に含まれている△△は□□に効果があります、といったようなPOPを 見られたことがあると思います。これらは医薬品的標榜をしていますが、薬事法に抵触する表現でしょうか。

医薬品に該当しないものに、
1 野菜、果物、調理品等その外観、形状等よりみて明らかに食品と認識される物
2 健康増進法(平成14年法律第103号)第26条の規定に基づき許可を受けた表示内容を表示する特別用途食品が、あります。

タマネギは野菜ですし、柿は果物ですから明らかに食品と認識される物です。 これらは「明らか食品」と言って医薬品に該当しませんので、風邪の予防に役立つといったことも表示できます。

ただ「明らかに食品と認識される物」であれば何を広告・表示してもよいというわけではありません。虚偽・誇大な内容のものは「景品表示法」に抵触します。

ところで、タマネギの調味料やお菓子はどうでしょうか。外観、形状等よりみて明らかに食品と認識されるものでしょうか。

社会通念上容易に食品と認識されるかどうかですが、タマネギの調味料は社会通念上容易に食品と認識されますので明らか食品になりますが、本来タマネギに含まれていない有効成分を添加した場合には、明らか食品とは認められません。

お菓子は平成19年に明らか食品から外されました。お菓子は明らか食品ではありませんので、含有成分の説明などの医薬品的な効能効果の表現はできませんが、タマネギの調味料については虚偽・誇大な表現でなければ認められると思います。

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