広告表現・旧薬事法等に関するお役立ちコラム

広告表現でのご相談例

薬事法などに関しての広告表現でいろんなご相談をお受けしていますが、先日もこんなことがありました。

ある化粧品通販会社様(A社とします)からのお問い合わせです。A社はフェイスマスク(Bとします)を売り出し、最近はテレビショッピングで順調に売上を伸ばしています。

「通常10,000円のBを今から30分以内に注文の方には5,000円で、さらに定期購入の方には4,000円でとしたら、これは二重価格だから放送できないと言われた。どうしたらいいか?今までいくつかのテレビ局で放送したがこんなことはなかった。テレビ局によって基準は違うのか?」というものです。

テレビ局の審査(考査)担当者はいろんなレベルの人がいます。多分、景品表示法の不当な二重価格を二重価格そのものがダメと勘違いしていると思われます。

ただ、「間違っていない」と言うだけでは埒があかないので、こんなふうに返しました。

「二重価格表示は、一般消費者の適正な商品選択と事業者間の価格競争の促進に資する面があり、それが適正に行われていれば問題はありません。」というのが原則です。 そのため、過去の販売価格を比較対照価格とする二重価格表示については、同一の商品について「最近相当期間にわたって販売されていた価格」を比較対照価格とする場合には、不当表示に該当するおそれはありません。

逆に、同一の商品について「最近相当期間にわたって販売されていた価格」とはいえない価格を比較対照価格に用いる場合には、当該価格がいつの時点でどの程度の期間販売されていた価格であるかなどその内容を正確に表示しない限り、不当表示に該当するおそれがあります。

ですから、常時設定の割引価格を「今なら」「今だけ」と強調すれば有利誤認になりますが、常時設定の価格で売られているなら問題ありません。スーパーで「今から30分間の間、100円のものを50円で売りますよ」というのは、よくありますね。

また、定期購入コースを設けて継続購入を促す商品については、定期購入であることと、最低購入回数その他の取引条件が消費者に分かりやすく示されている必要があるので、取引条件が分かりやすく示されているなら問題ありません。

10,000円で通常売られているという証拠と、継続購入の条件を示せばいいのではないでしょうか。

テレビ局によって基準は違うのかというご質問については、化粧品でしたら薬事法などに抵触しないかをチェックしますが、民放連放送基準にも抵触しないかをチェックしますし、各局で内規を持っている場合もあります。

今回はそのようなレベルではありませんでした。いずれにしても十分納得していただいて、無事放送に至りました。

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河村コンサルティング事務所では通販ビジネスにおける健康食品や化粧品などの広告に関して、医薬品医療機器等法(薬機法・旧薬事法)や景品表示法などに基づく表現上のご相談をお受けしています。

ご相談では単に医薬品医療機器等法等に抵触しないだけでなく、お取扱い商品に最適の媒体のご紹介や、どうしたら媒体審査を通るか、どうしたら売れる広告表現になるかを考えたアドバイスをさせていただいております。

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