広告表現・旧薬事法等に関するお役立ちコラム

ビールもお酒も明らか食品ですが・・

年末年始や年度末年度初めは何かと飲む機会が多いものです。

お酒好きだった福沢諭吉は、30代半ば頃から体調を崩して節酒に励むようになったものの、「ビールは酒にあらず」という名言を生み、毎日のようにビールを飲んでいたそうです。

酒は百薬の長とも酒は万病の元とも言います。

英語でもGood wine makes good bloodということわざがありますが、「私の血はワインでできている」と言っていた女優さんは、この英語のことわざを引用したのかと想像します。

(白ワインは飲まなかったのでしょうか?)

ただ、肝内胆管がんで亡くなったのは、イメージを壊さないためか1日3食ワインを飲んでいたのが原因と言われています。

明らか食品は

@ 野菜、果物、卵、食肉、海藻、魚介等の生鮮食料品及びその乾燥品(ただし、乾燥品のうち医薬品として使用される物を除く)

A 加工食品
(例)豆腐、納豆、味噌、ヨーグルト、牛乳、チーズ、バター、パン、うどん、そば、緑茶、紅茶、ジャスミン茶、インスタントコーヒー、ハム、かまぼこ、コンニャク、清酒、ビール、まんじゅう、ケーキ、等

B @、Aの調理品(惣菜、漬物、缶詰、冷凍食品 等)

C調味料(例) 醤油、ソース 等

とされています。

Aの加工食品にあるように、ビールや清酒は明らか食品ですので、効能をうたっても薬機法には違反しません。

しかし、うたう効能によっては健康増進法26条に違反する場合があります。

健康増進法第31 条第1 項には、

『何人も、食品として販売に供する物に関して広告その他の表示をするときは、健康の保持増進の効果その他内閣府令で定める事項(以下「健康保持増進効果等」という。)について、著しく事実に相違する表示をし、又は著しく人を誤認させるような表示をしてはならない。』

という規定があり、食品として販売に供する物に関して、広告その他の表示をする際は、健康の保持増進の効果等について虚偽誇大広告をすることが禁止されています。

これは、ある食品について、健康の保持増進等が必ずしも実証されていないにもかかわらず、その効果を期待させる虚偽誇大広告等を信じた国民が適切な診療機会を逸してしまう等、健康に重大な影響を与えるおそれがあるためです。

「酒は百薬の長」は「健康保持増進効果等」の中の疾病の治療又は予防を目的とする効果に当たりますので、病気の治療目的にお酒を飲むんだと個人的に言い訳として使うのはご自由ですが、広告には使用できません。

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